ペインクリニック全般
ペインクリニックでは、痛みやしびれ等の症状を改善するために、様々な治療法を組み合わせて治療を進めていきます。
鎮痛薬、麻薬系鎮痛、漢方、安定剤などを用いた薬物療法、局所麻酔薬を注射することにより症状を緩和する神経ブロック治療、運動療法などです。
日本人は、他国に比べ痛みはじっと耐えて我慢する、痛み止めはなるべく使いたくない、という考え方が根付いている印象があります。
痛みを我慢することで、ストレスホルモンの分泌を促進し、血流が悪くなりさらに痛みが悪化するという悪循環が起きます。痛みを我慢することで日常生活のQOL(生活の質)が低下し、気分が落ち込むこともあります。
慢性疼痛のゴールは、痛みをゼロにすることではありません。受け入れられる程度の痛みとつきあいながら、元通りの活力ある人生を取り戻すことが大切です。
当院では、個々の患者様それぞれの痛みの経過を詳細にお伺いし、おひとりおひとりに合った治療法を提示し、患者様とよく相談した上で治療を進めて参ります。
この痛みは治らない、と決めつけることなく、どうぞ一度ご相談ください。
*神経ブロック治療は予約枠になることがあります。
*下肢の痛み、しびれ、関節痛等については、整形外科からの診療情報提供書をご持参頂けますと治療がスムーズです。